2011年8月21日日曜日

欄間 簀戸(すど:夏障子) 暑い夏を乗り切る住まい

家の作りやうは、夏をむねとすべし。

ということで、冬の寒さ対策にはお構いなし、
暑い夏をいかに涼しく乗り切るか?
節電が叫ばれる今般、昔の人の
さまざまな工夫を、改めて探してきました。


夏用のインテリアや庭の花は序の口、








欄間は、夏の風通しに合わせるため、冬は暖房効果なし。


究極は、この簀戸かもしれません。よしずで作られたふすまです。
この簀戸は暑い時期だけ使用し、夏以外はふすまに交換されます。

こういう日常的な風景も、ほとんど見かけなくなってきましたね。

6 件のコメント:

  1. 先人の知恵はすばらしいですね。
    寒さよりも暑さを重要視するとは。
    寒いときはいっぱい洋服を着れば良いけど、暑さはどうにもなりませんものね。

    返信削除
  2. 欄間といえば我が家にもありました!
    今は壁の中に埋もれていますが(何しろ古い家なので)

    返信削除
  3. 京都の風情が素敵ですね!

    返信削除
  4. 初めて見せていただきました。とても心におたたかく浸みました。

    返信削除
  5. 素敵な夏の風情ですね。
    こういう たたずまいで生活出来るのは、いろいろな面で余裕を感じますね。羨ましいです!

    返信削除
  6. そうですね、昔は、現代より、時がゆっくり流れていたような気がします。 夏の初めにふすまから簀戸に入れ替え、また夏の終わりにふすまに戻す、というひと手間をごく普通にかけていたのですねぇ。

    返信削除